21 January 2025

「かたち」を巡る鈴木崇の二人展が京都で開催

21 January 2025

AREA

京都

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鈴木 崇《lumière géométrique 12R》アーカイブピグメントプリント 20×15cm 2024年

韓国ソウル在住のドイツ人美術作家、インゴ・バウムガルテンと京都出身・在住の写真家、鈴木崇による二人展「In Front of Behind」が京都のギャラリー・HRDファインアートで2月8日(土)から開催される。

インゴ・バウムガルテンは1964年ドイツ・ハノーファー生まれ。1999年に東京芸術大学大学院にて修士号を取得し、2008年からは韓国ソウルのホンイク(弘益)大学の美術学部で教鞭を執るかたわら、建築物とそのフォルムやカラーを中心的な主題とした絵画を制作している。鈴木崇は1971年京都出身。米国ボストンのアート・インスティテュート・オブ・ボストンを卒業したのち、ドイツ・デュッセルドルフのデュッセルドルフ芸術アカデミーで学び、トーマス・ルフやトーマス・シュトゥルートなどのドイツ現代写真の作家たちから薫陶を受け、現在は京都を拠点に活動を行う。近年は特に幾何学的な形態への関心からイメージが持つ象徴性や意味性、そしてそれに対する人間の認知に関する問いを様々な角度から投げかける。

本展では図像や形象そのものに対する関心を強く持つ2人のアーティストの作品を通じて、「見えているもの」と「その背後にあるもの」との関係性にまつわる新鮮な視点を提供する。また、日本を経由して韓国にたどり着いたドイツ人ペインターと、アメリカとドイツで写真を学んだ日本人アーティストという、奇妙にクロスオーバーするような背景とキャリアを持つ2人のアーティストの作品から、東洋と西洋、写真と絵画という二項対立的テーマへのアプローチも垣間見ることができるはずだ。

鈴木 崇 《Fictum cp-0262》 アーカイバルピグメントプリント 44.5×121cm 2018年

インゴ・バウムガルテン 《untitled》 油彩/キャンバス 70×50cm 2024年

インゴ・バウムガルテン 《untitled》 油彩/キャンバス 100×80cm 2019年

タイトル
インゴ・バウムガルテン+鈴木 崇「In Front of Behind」
場所
HRDファインアート(京都府京都市上京区上御霊竪町494-1)
会期
2月8日(土)〜3月29日(土)
時間

木曜日 11:00~15:00
金・土曜日・2月9日(日) 11:00~19:00
※2月8日(土) 17:00〜オープニングレセプション。

休館日

日・月・火・水曜日
※事前のアポイントにより観覧可能。
※2月9日(日)はオープン。(11:00〜19:00)

料金

無料

URL

http://hrdfineart.com/exb-infront25.html

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