齋藤陽道が全国各地で撮影した大自然の中で憩う子どもの姿を捉えたシリーズ「神話」の新作が3月27日より東京・新宿の玉城ビルで展示される。
「神話」は2011年の東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所の事故に対して出された、放射能半減期という30年〜24000年という途方もない数字に対して写真がどのようにあらがえるかを模索したシリーズ。「7つまでは神のうち」という言葉を元に、7歳までの子どもたちが、神のような存在として世界と対等にふるまう姿を撮影した。
シリーズ7作目となる本展では、作家自身の視点で「現代神話」を再解釈することで、失われかねない自然の姿や、それでも大きな希望として子どもという存在を見直し来場者に提示する。大判プリントを中心に約60点の作品が展示され、講師を招いた染物ワークショップ「神話のかけらをそめる」やトークイベントも開催予定。
タイトル | 齋藤陽道写真展「神話7年目」 |
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場所 | 玉城ビル2、3階(東京都新宿区歌舞伎町1-13-2)
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会期 | 3月27日(木)~3月30日(日)
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時間 | 12:00~20:00 |
休館日 | 無し |
料金 | 1,000円(税込) |
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