3月27日から戦後日本を代表する写真家・土田ヒロミの名を一躍世に知らしめる一作となった「俗神(ぞくしん)」にフォーカスした展示がフジフイルムスクエア 写真歴史博物館で開催される。
俗神は1968年から1975年にかけて日本各地の土俗文化を取材したシリーズ。「フリーの写真家になることを決めた際、農家を出自とする自分自身を検証するためにまず土俗文化に対峙する必要性を感じた」という土田の想いが原点となっているという。青森から沖縄まで全国津々浦々を巡り、時代を超えて継承される土俗的なハレの場、なかでも大衆や風物の中にある日本人の土俗的感性を赤裸々にとらえ提示した。
本展では、ゼラチンシルバープリントによる約30点を展示する。
タイトル | 土田ヒロミ写真展「俗神」 |
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場所 | フジフイルムスクエア 写真歴史博物館(東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ミッドタウン・ウェスト1F)
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会期 | 3月27日(木)~6月30日(月)
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時間 | 10:00~19:00 |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 無料 |