東京・神保町のテラススクエアにて米写真家ブライアン・シュットゥマート(Bryan Schutmaat)の展示「Sons Of The Living」が開催されている。
本展はシュットゥマートの日本初個展となる。シュットゥマートは欧米で人気の写真家。生まれ育った、アメリカの南西部テキサスを舞台に、19世紀から続くアメリカ西部開拓の歴史を想起させる広大な風景の中撮影される写真が国際的に高く評価されている。
被写体は、小高い丘に囲まれたアメリカ南西部の荒涼とした砂漠地帯の風景であり、そこで暮らす人々。荒野へと繋がる山間を寝そべるようにつらぬくハイウェイ。開拓時代の面影の残る鉱山コミュニティ、19世紀半ばから脈々と続く石油産業、いつからそこにあるのか、朽ち果てて判読不能な看板、垂れ下がる電話線、そしてそこに生きる、ドリフター(放浪者)、ヒッチハイカー、旅行者、労働者たちという見知らぬ人々。
今回は彼の代表作である「Sons Of The Living」(2024年)から、テラススクエアのフォトキュレーター加藤孝司が選び、日本で制作した12点の大判プリントが展示される。
タイトル | Terrace square Photo Exhibition vol.34 Bryan Schutmaat ブライアン・シュットゥマート Sons Of The Living |
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場所 | テラススクエア(東京都千代田区神田錦町3-22 1階エントランスロビー) |
会期 | 5月26日(月)~9月26日(金) |
時間 | 8:00~20:00(最終日19:00まで) |
休廊日 | 土・日曜日、祝日 |
料金 | 無料 |