東京・高田馬場のAlt_Mediumにて10月31日より當麻妙の写真展「TOTTORI」が開催される。
當麻は東京郊外、沖縄、鳥取と移り住み、土地の風景を撮影してきた。常にここが自分の場所であるという感覚はなく仮に暮らしているような気持ちのまま、少し引いた視点でその土地の姿を写し取ってきた。
今回の展示は鳥取に暮らすようになってから撮影された作品で構成される。タイトルを英語表記するのは、過去の作品「Tamagawa」「KUDAKA」同様地名のもつ固有のイメージを薄める効果があり、少し引いたところから見つめた景色であることを示すためという。
11月2日17時からは、當麻とタカザワケンジによるトークイベントが実施される。
【ステイトメント】
私的な領域が公的なものと認識され、地方の風景を構築している。
生きている里は、動植物と人の営みが共存している場所であり、動植物が凌駕していくのは人が去った場所である。
ふと目に入る景色は、あらゆる境界を暗黙のなかに許容し、そこに存在している。
鳥取に暮らすようになり、景色のなかに潜むさまざまな境界を発見する。
特に山と里の間、その奥にある、表面からは伺いしれない生と死。
昔から生と死が近い場所。鳥取の風景を撮影しながら、これからも継続して境界の姿をみつめていく。
| タイトル | 當麻妙 写真展「TOTTORI」 |
|---|---|
| 場所 | Alt_Medium(東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F) |
| 会期 | 10月31日(金)~11月5日(水) |
| 時間 | 12:00~19:00(最終日17:00まで) |
| 休み | 無し |
| 料金 | 無料 |
| URL |
