名古屋・C7C gallery and shopで、2月13日より福岡を拠点に関東でも活動するフォトグラファー・中村健太の写真展「おたがい年を取ったね。」が開催される。本作は中村が写真家として走り出した時から14年かけて撮りためてきたシリーズで、被写体である小田さんとの数年ぶりの再会により本展が実現され、シリーズ初公開の場となる。
「本展の被写体である小田さんと出会ったのは、私が写真家として駆け出しだった2012年のことです。初対面で直感的に『この人を撮りたい』と感じ、それ以来、定期的に撮影させていただきました。当初は写真に撮られることが苦手だと言っていた彼女でしたが、撮影を重ねるうちに次第に表現の魅力に惹かれていくのを感じました。私もまた、彼女が社会にある「こうあるべき」という価値観に抗い、強さと弱さを等身大でさらけ出す姿に触れることで、写真家としての視点を揺さぶられ、多くの気づきを与えられました。しかし、2018年を最後に撮影は途絶え、交流も途切れてしまいます。年月は流れ、2025年4月末。私は地元に新しくオープンした書店『ARBOR BOOKS』のトークイベントに参加していました。すると外から聞き覚えのある声が響きました。『あんたたち何しよんね?!』そこにいたのは小田さんでした。私が駆け寄ると、彼女は一瞬驚いた表情を浮かべ、すぐにこう言ったのです。『おたがい年を取ったね。』『おたがい年を取ったね。』その一言は、止まっていた時間をふたたびつなぎ直す合図となりました」(中村健太 本展ステートメントより)
| タイトル | 中村健太「おたがい年を取ったね。」 |
|---|---|
| 場所 | C7C gallery and shop |
| 会期 | 2月13日(金)~3月1日(日) |
| 時間 | 13:00〜18:00 |
| 休み | 火・木曜日 |
| 料金 | 無料 |
| URL |
