24 May 2026

スタジオ35分がTOGAで頭山ゆう紀ら6人展

24 May 2026

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東京・南青山のTOGA AOYAMA内展示スペース「TOGA TRIANGLE」にて、グループ展「35分の世界」が5月30日から開催される。本展は、中野のギャラリー&バー「スタジオ35分」との協働企画として実施され、頭山ゆう紀、木原悠介、大同朋子、酒航太、卯月梨沙、牧ヒデアキの6名が参加する。

「スタジオ35分」は、2014年のオープン以来、写真を軸にしながら、時代や地域を越えて独自の表現を紹介してきたオルタナティブスペースだ。本展は、2026年9月にアメリカ・ケンタッキー大学で予定されている企画展へ向けたプロローグとして位置づけられている。

展覧会タイトル「35分の世界」は、写真における“時間”への意識から生まれている。一般的に、像をブレずに定着させるには1/125秒程度のシャッタースピードが必要とされる。本展に並ぶ6枚の写真の露光時間をすべて足しても、1秒に満たない。しかし、その極めて短い瞬間の集積が、ここではひとつの時空として立ち上がる。

参加作家たちは、それぞれ異なるアプローチによって写真の可能性を拡張している。頭山ゆう紀は、暗室作業を通して時間や気配といった不可視の存在を浮かび上がらせる。一方、木原悠介は、都市のダクト内部という“都市の裏側”をレンズ付きフィルムで撮影し、地下に潜むもうひとつの世界を可視化してきた。

また、ニューヨークを拠点とする大同朋子は、日常風景を異物のように捉えるモノクローム作品で知られる。スタジオ35分の店主でもある酒航太は、動物園や都市風景を通じて「見る/見られる」という関係性を問い続けている。卯月梨沙は、現実と非現実の“あわい”にある感覚を写真へ転換し、牧ヒデアキは「路傍の浴槽」という独自のモチーフを通して、風景の向こう側を探り続けている。

本展では作品展示に加え、各作家の写真集も展示される。ファッションブランドTOGAの空間において、写真作品は単独で完結するのではなく、互いに“共鳴”しながら関係性を編み直していく。

タイトル

TOGA TRIANGLE VOL.12 with STUDIO 35 MINUTES「35分の世界」

場所

TOGA AOYAMA(東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビルB1F)

会期

5月30日(土)~7月31日(金)

時間

11:00~20:00

休み

無し

料金

無料

URL

https://store.toga.jp/blogs/toga-triangle/vol-08 

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