ライカギャラリー表参道/京都にて、写真家・嶌村吉祥丸の写真展「what matters」が開催される。
本展は作家がアメリカ滞在中に訪れたニューヨーク、ポートランド、ロサンゼルスで撮影された新作で構成されている。あらかじめ目的地や被写体を定めるのではなく、街を歩き、人と会い、その土地に流れる時間に身を委ねながら撮影されたシリーズだ。
作品に写っているのは、旅先で出会う特別な出来事ではない。友人との語らい、街角を行き交う人々、ふと足を止めた風景。どれも私たちの身近にある一見ごくありふれた光景だが、その一枚一枚には、作家がその場に身を置き、心を留めた時間の痕跡が静かに刻まれている。
写真展タイトルである「what matters」という言葉も、撮影に先立って用意されたものではない。旅を終えて写真を見返す中で浮かび上がってきたのは、壮大な風景や特別な体験ではなく、人と過ごした時間や、日々繰り返される風景の記憶だった。慌ただしく移り変わる現代において、私たちはつい遠くに価値を求めがちだ。しかし本展は、足元にある日常や何気なく過ぎていく時間へと静かなまなざしを向ける。作品を通じて、それぞれの記憶や時間に触れてもらえれば幸いだ。
本シリーズは、ライカ SL システムの新製品「ライカ SL3-P」による撮りおろし作品である。写真家の自然な視線と歩調に寄り添うカメラとともに生まれた作品群を、ぜひご覧いただきたい。
| タイトル | what matters |
|---|---|
| 場所 | ライカギャラリー表参道(東京都渋谷区神宮前 5-16-15 2F) |
| 会期 | 表参道 2026年7月31日(金)〜10月18日(日) |
| 時間 | 11:00〜19:00(両会場共通) |
| 休み | 月(両会場共通) |
| 料金 | 入場無料 |
| URL | 表参道 https://leica-camera.com/ja/event/leica-gallery-omotesando/kissomaru-shimamura |
