31 August 2026

ヴィヴィアン・サッセン、国内2年ぶりの個展「Myriads」開催。未発表作品を日本初公開

31 August 2026

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東京・神宮前のThe Massにて写真家ヴィヴィアン・サッセンの個展「Myriads」が2026年9月5日から11月8日まで開催される。サッセンにとって国内では2年ぶりとなる個展で、日本初公開となる未発表作品も披露される。

1972年オランダ・アムステルダム生まれのサッセンは、幼少期をアフリカで過ごした経験に根差した鮮烈な色彩感覚と、幾何学的な構図、身体を抽象化する表現で独自の写真世界を築いてきた。自身のルーツであるケニアを撮影した『Flamboya』(2008年)、光と影をテーマとした『Umbra』(2014年)、女性のエネルギーに焦点を当てた『Of Mud and Lotus』(2017年)などの写真集でも知られる。

一方で、ミュウミュウやルイ・ヴィトン、ディオールなどのキャンペーン、『VOGUE』『Purple』『Dazed & Confused』といった雑誌でも活躍。サッセンにとってファッションとアートは対立するものではなく、商業写真で培った色彩や構図の感覚を作品へ、アートの視点をクライアントワークへと還流させ、その往還から固有の視覚言語を生み出してきた。

2011年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)の「New Photography」、2013年には第55回ヴェネツィア・ビエンナーレに参加。2023年にはパリのヨーロッパ写真美術館(MEP)で大規模な回顧展が開かれ、日本では2024年のKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭で大規模個展を開催した。

今回の「Myriads」では、未発表作品とともに、長年継続して制作しているシリーズ「Frau Holle」を紹介。キャリアを振り返る回顧展ではなく、現在進行形で続くサッセンの探求を切り取る構成となる。大判プリントによって際立つ色彩や質感、作品同士を並置することで生じる連想や対話など、写真集やデジタル画面とは異なる身体的な鑑賞体験が期待できる。

タイトルの「Myriads」は「無数」を意味する言葉。サッセンはその言葉に、万華鏡のように広がる場所や顔、生命、塵、そして「写真がもたらす、尽きることのない可能性」を重ねている。

タイトル

ヴィヴィアン・サッセン「Myriads」

場所

The Mass(東京都渋谷区神宮前5-11-1)

会期

2026年9月5日(土)〜11月8日(日)

時間

12:00〜19:00

休み

月・火曜日

料金

無し

URL

http://themass.jp/ 

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