鮮烈なデビュー作『うめめ』から12年。『男子』や『じいちゃんさま』、近年では『白い犬』や『ナスカイ』など、日常にひそむ豊かな断片を、そのしなやかな視線で拾い集め続けてきた梅佳代が、発売中の『SWITCH』で特集されている。
本号では「今ぞ、梅佳代」として、今春、第一子を出産したこの一年の間に彼女が過ごした時間を、多数の撮り下ろし写真とともに記録した貴重なドキュメントが掲載されている。 さらに未発表の新作『能登』を一挙掲載し、出産後初めて里帰りした時に撮影した故郷・ 能登の人々や風景を、完全撮り下ろしの新作としてSWITCH誌上で初めて披露する。また、妊娠から出産までの日々を振り返る書き下ろしエッセイも特別寄稿。
表紙+巻頭には旧知の仲であり、12月19日(水)に3年ぶりのニューアルバム『POP VIRUS』をリリースした星野源が登場。夜の浅草を舞台に、梅が撮り下ろした星野源の表情豊かなポートレイトを、14ページにわたるフォトストーリーとして掲載。そして糸井重里との特別対談では、その写真を10年以上見続けてきた糸井が、写真家・梅佳代のこれまでといまを語る。
さらに祖父江慎、皆川明、佐内正史、大橋裕之、ワトソン(どついた るねん)ら各界のクリエイター陣による「私が選ぶ梅佳代の“この一枚”」も収録。全写真=梅佳代で構成される2018年最後のSWITCHは、ここでしか見られない梅佳代の写真の輝きが詰まった完全保存版の1冊となっている。
タイトル | 『SWITCH Vol.37 No.1(2019年1月号)』 |
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特集 | 「写真家の現在 今ぞ、梅佳代」 |
発売日 | 2018年12月20日(木) |
料金 | 1,000円+tax |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。