渋谷の新たなランドマーク、ミヤシタパークのノースエリアに「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」がオープン!2フロアのショップにはウィメンズ、メンズのウェア、レザーグッズ、シューズ、フレグランスなど幅広いグッチの世界がプレゼンテーションされる。
ファサードは大きなガラスで設えられ開放感あふれる構造だが、現在期間限定で美術家・横尾忠則によるアートワークが、外観をデコレーションしている。
これはカルチャーメディア『TOKION』とのパートナーシップによる取り組みだ。横尾のみならず、ボールペンのドローイングで知られるアーティスト・大友昇平も起用し、二人が特別なアートワークをグッチのために制作した。
日本の刺青やヤクザ、ヤンキーなどアンダーグラウンドカルチャーをボールペンで描写してきた大友は、グッチのGGパターンなどキーエレメントを用いてどことなく日本らしさを感じさせるイラストを描いた。父親である漫画家・大友克洋に勝るとも劣らない圧倒的な描写力は白黒ながら見る人の感情の琴線に触れる。昨年リニューアルオープンした渋谷パルコでは父親の代表作『AKIRA』をアートウォールに採用していたことを考えると、同じ地域での父子対決のようで感慨深い。
横尾は彼らしいヴィヴィッドな色彩と複雑な構図でGGパターンとコラボレーション。「HANGA JUNGLE」展のモチーフと「廣家/Kohke」の2作品に、グッチのアイコンであるGGパターンをコラージュした。横尾の極彩色のサイケデリックな世界観は、アレッサンド・ミケーレによる現在のグッチと好相性であることは間違いない。
両作品とも8月2日まで渋谷駅構内に掲出された。横尾の作品は期間限定でグッチ 渋谷 ミヤシタパークを彩る。グッチは、これまでもさまざまなアートプロジェクトで日本人のアーティストとのコラボレーションをしてきたが、イタリアのラグジュアリーブランドながら日本のクリエイティヴィティへの敬意を感じさせる。
横尾忠則のアートワークがファサードを飾るグッチ 渋谷 ミヤシタパーク
渋谷のストリートカルチャーを象徴する宮下公園の開発プロジェクトに相応しいグッチのポップかつコンテンポラリーな今回の試み。同店は新たな渋谷の名所となるだろう。限定のバックパックやメンズスニーカー、ハンドバッグなども用意されているので、アートワークを見がてら足を運んでみては?
店名 | 「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」 |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North 1-2F |
時間 | 11:00~21:00 |
URL | https://www.gucci.com/jp/ja/store/Shibuya-ku-6-20-10-Jingumae |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。