TOKYO ART BOOK FAIR(TABF)は、アート出版文化のさらなる発展の一助となるプラットフォームを目指し、東京で年に一度のアートブックフェアを開催するほか、国外においても日本のアートブックを広めるさまざまな活動を行ってきた。コロナ禍でもこれまで約10年以上かけてつくり上げてきたプラットフォームを維持し活動を続けるために、今年は東京都現代美術館の建物をインスピレーション源としたバーチャル空間でのアートブックフェア、VIRTUAL ART BOOK FAIR(VABF)を開催する。
そして、新たな挑戦のために必要な資金を集めることを目的とした、クラウドファンディングプロジェクト「VABF KIOSK」が行われている。ファンディングのリターンとして、今年のゲストカントリーであるオランダやTABFと縁のあるアー ティストやデザイナーによる限定ZINE、トートバッグ、ポスターなどさまざまな限定アイテムが用意されている。
デザイナーとアーティストがタッグを組む実験的なZINEシリーズでは、祖父江慎(デザイナー)×川島小鳥(写真家)、田中義久(デザイナー)×横田大輔(写真家)、田部井美奈(デザイナー)× annco(イラストレーター)による3冊をリリース。そのほか、Experimental Jetset、カレル・マルテンス、ルース・ファン・ビーク、ラファエル・ローゼンダール、デイヴィッド・ホーヴィッツ、河井美咲、Noritakeなど多数の作り手たちによる「VABF KIOSK」でのみ購入可能なスペシャルアイテムも制作している。
「VABF KIOSK」は、VABFの会期(11月16日~23日)終了まで継続し、12月にリターンアイテムが発送される。
タイトル | VIRTUAL ART BOOK FAIRクラウドファンディングプロジェクト「VABF KIOSK」 |
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募集期間 | 2020年9月18日(金)~ |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。