金沢の私設現代アート美術館「KAMU kanazawa」が、新プロジェクトのためのクラウドファンディングを実施中

金沢の私設現代アート美術館「KAMU kanazawa」が、新プロジェクトのためのクラウドファンディングを11月22日（月）にスタートした。「森の循環」をテーマにした企画展とリンクしたクラウドファンディングを通じて作品に関係のある一部を手にしたり、循環の輪の中に入ってもらい森と私たちについて考えるプロジェクトだ。

KAMU kanazawaはフードアートの分野で活躍する諏訪綾子と美術館の新しい企画展を行う。コロナウイルス蔓延する2020年、作家がアトリエを山梨の山中に移したことがきっかけで始まった創作活動や、間伐材を使った“タリスマン”と名付けられた作品を介して生まれた森と都市の循環、新しい社会の循環を美術館を飛び出し世の中に繋いでいく企画展となる。

クラウドファンディングのリターンには、本展示で使用する間伐材の枝葉などを使った作品や、森から生まれたエッセンスが詰まったリターンなど、本クラウドファンディングに参加することで作品への距離感が縮まり、循環の輪の中に鑑賞者が入ることのできるメニューが用意されている。そのほかにもクラウドファンディングでしか手に入れる事ができないKAMU kanazawaの年間パスポートもメニューとして用意されている。