16 September 2025

マコがタロットと星座でポジティヴに読み解く運勢
(2025年9月後半の運勢)

2025/9/16 - 2025/9/30の運勢

16 September 2025

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マコがタロットと星座でポジティヴに読み解く2025年9月の運勢

photo by Harumi Shimizu

ビックリするほど当たるためIMA御用達の占い師・マコが、12星座の今をタロット1枚で運気予報!フォトグラファー清水はるみによるファンタスティックな星座&大アルカナのヴィジュアルと共に、明るい未来の指針を毎月前・後半でお届けします。

9月後半に思うこと

「玉置神社に呼ばれて」

奈良県・玉置神社は、「呼ばれないとたどり着けない」と言われる不思議な聖地。世界遺産・熊野古道の一角にあり、交通は険しく、参拝するだけで修行のよう。それでもなお人々を惹きつけるのは、強烈な「祓い清め」の力だろう。

私自身、この神社には特別な因縁があった。本来は熊野本宮大社へ参る予定だったのに、なぜか車は玉置神社の方角へ。まるで導かれるように、気がつけば鳥居の前に立っていたのだ。

思い返せば9年前、私はこの神社を異常に避けていた。ある人からこちらの護符を差し出されたときもなぜか猛烈に腹が立ち、護符を受け取らず彼女のことを遮断してしまった。今になって思うと、その時期が人生で最も辛くやることなすと全てが裏目に出ていた。心も体も八方塞がりで、人に優しくする余裕などなく、自分自身のことまで傷つけていたように思う。

玉置神社のご神徳は「悪魔祓い」。あのとき私は強烈なモノに取り憑かれていたと思う。邪気はどうしても玉置さんに私を近づかせたくなかったのだろう。

9年の歳月を経てようやく参拝できた私は、当時の無礼を深く詫びた。そして、元気に戻れていることと、この場所に立てたことへの感謝を祈った。境内は静謐で、木々は威厳を放ち、空気そのものが神聖に震えていた。悪しきものを退け、魂を浄化する力に満ちている。

かつて護符を渡してくれた女の子のことを思い出す。私の様子がおかしかったのを心配して差し出してくれたのだろう。受け取らなかった自分を悔やみ、今になって彼女の優しさが胸に沁みた。

「るいちゃん、ごめんね。」

9年を経て気づいたこともまた、玉置神社の導きだったのかもしれない。

呼ばれた者しか辿り着けない神社。そこに込められた力は強烈だが、訪れる者を必ず変えてくれる。私にとって玉置神社は過去を赦し、未来へ進むための大いなる関所だった。そしてこの経験を胸に、私は次なる参拝地、伊勢へと歩を進めた。

野原魔子|Nohara Mako
東京在住。40代で突然占い師になった波乱万丈占い師。
人生に行き詰まった時、誰にも話せない事を語れたのはタロットカードでした。タロットカードは人生の設計図です。未来はこれからやって来る、良きものならそのままで、良くなきものなら明るく豊かな未来へと変えていくお手伝いをしております。人生なんとかなる!をモットーに全国駆け巡って元気をお届けします。

以下のインスタで毎日今日の運勢を占っています。カウンセリングは、インスタよりDMお送りください。

Instagram @makocha216 

清水はるみ|Harumi Shimizu
2012年お茶の水女子大学卒業。 主な個展に、「OPEN FRUIT IS GOD」(2015年/gallery blanka)、「icedland」(2014年/Place M)、「水の骨」(2013年/Place M)。主なグループ展に「New Japanese Photographers 日本の新進写真家たち vol.2」(2015年/代官山ヒルサイドフォーラム)。2016年、パナソニック株式会社 / LUMIX特別協賛のもと、IMAプロジェクトが開催している「LUMIX MEETS BEYOND2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #4」に出展。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」にてケリングサポートによる“10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭”に選出。mutation / creation のシリーズを展示。
http://shimizuharumi.com/

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