イギリス人フォトグラファー、フランチェスカ・アレンの作品集『AYA』がLIBRARYMANから刊行された。
東京に暮らす若い日本人女性アヤこと、ミュージシャンのアヤ・グルーミー。アレンがアヤとともに過ごした濃密な時間を綴ったこのシリーズは、同じ言葉を話さない二人が写真を唯一のコミュニケーションツールとして友情を育んでいった宝物のような日々の記録である。
人生で最高に幸せな一カ月を過ごした二人の時間は、疲労の期間でもあった。アレンとアヤは何をするのも一緒で、撮影は二の次となっていく。二人だけの親密な時間を人の目に晒し、そのためにありのままの自分を見せるなど誰にでもできることではない。
親しみを込めた視線をアヤに向けるアレンは、アヤから溢れんばかりのエネルギーを受け、強さと弱さの二つの面を浮き彫りにする。
タイトル | 『AYA』 |
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出版社 | |
価格 | 5,500円+tax |
出版年 | 2018年 |
仕様 | ハードカバー/200mm×255mm/52ページ |
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