『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞し、国内外で数多くの展覧会を行っている川内倫子の最新刊『When I was seven.』がHeHeより刊行された。
ファッションブランド、アニエスベーのアイコニックアイテム「カーディガンプレッション」の40周年を記念して撮り下ろされた本書は、自身の愛娘をモデルに撮影された前編と、40年前の7歳だった自分を回想するように構成された後編からなる本書は、ひとりの女性の40年間という愛おしい時間が、過去と未来が交錯するなかで、ときに穏やかに、ときに躍動的に綴られる物語。
「あれから30年近く経ち、自分の娘にこのカーディガンを着せて撮影してみた。感慨深くもあり、過去の自分が置き去りにされたかのような気持ちにもなった。(…)40年後は娘と一緒に楽しく暮らしているよ、時間がかかったけど、生きていてよかったと思っているよ、と、息苦しかった幼い自分に向かって伝えたい気持ちになった。」-川内倫子(本文より)
なお本書の発刊を記念し、青山・アニエスベー ギャラリー ブティックで展覧会が開催中だ。
タイトル | 『When I was seven.』 |
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出版社 | |
価格 | 2,800円+tax |
出版年 | 2019年 |
仕様 | ソフトカバー/A5判変形/64ページ |
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