アメリカ人写真家、コリエ・ショアの作品集『Paul’s Book』。
「一般的に『若さの本質は若さである』と認識されている。でも、本当はそうではない。実は若さの本質とは過去である。若さとは、若い男性が憧れの眼差しで覗き込む水面ではない。それは、年齢を重ねた男たちが、自分たちの肉体があの頃からどれほど遠く離れてしまったのかを見定めようと凝視する水面である。」―コリエ・ショア
アーティストでモデルの若いフランス人、ポール・ハメリンとショアは2015年に出会った。あることがきっかけで彼らは頻繁に会うようになり、ショアがポールの実家に立ち寄って他愛もない話をしながら撮影するという二人のプロジェクトは二年間続く。そのアイデアは、社会的な空間や互いの魅力、空想を理解しようと彼の身体と彼女の視線が交わす会話として、ポールとショアが写真を体験するというものだった。こうして撮影された写真の多くは『Re-Edition』誌に掲載され、同誌でのストーリーを拡張して本書は制作されている。この上なくシンプルな動きや、服を脱ぐという行為のさまざまな段階を見せることによって、写真家とモデルが深いレベルで互いを理解し合う方法を描いた作品。
タイトル | 『Paul’s Book』 |
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出版社 | |
出版年 | 2019年 |
価格 | 7,000円+tax |
仕様 | ハードカバー/240mm×310mm/144ページ |
URL | https://ja.twelve-books.com/products/pauls-book-by-collier-schorr |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。