Scaloを立ち上げた名編集者、故ウォルター・ケラーの足跡をまとめた作品集『Walter Keller – Beruf Verleger』

19 May 2020

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Walter Keller – Beruf Verleger

出版者、編集者、キュレーターとして名を馳せたスイス人、ウォルター・ケラーの活動をまとめた作品集『Walter Keller – Beruf Verleger』。

1978年にニコラウス・ヴィースとカルチャー誌『Der Alltag― Sensationen des Gewöhnlichen』を生み出し、1984年にビーチェ・クリーガーとジャクリーン・ブルクハルト、ピーター・ブルムとともに美術誌『Parkett』、1991年に写真集に特化した出版社「Scalo」を立ち上げ、1993年にはヴィンタートゥール写真美術館を設立したケラーは、2014年9月1日の夜、スイス人作家のフリードリヒ・デュレンマットと冷戦をテーマにした展覧会の準備中に突然この世を去った。この展覧会と並行し、中国の現代写真に関する展覧会の企画など数えきれないアイデアを形にしている最中の出来事だったという。

ケラーは相手のやる気を引き出す優れた指揮官であり、ネットワーキングに長け、雑誌や本づくりに情熱を傾けた。しかし、何より彼は愛すべき友であり最高の仲間であったと彼を知る者は口をそろえる。本書はケラーの活動を振り返る単なる解説本ではなく、どのように自らを取り巻く環境を自分だけの世界観へ変えて活動を続けてきたかに迫った内容となっている。また、本書の編集やサポート、キュレーション、寄稿、プロダクションは、ケラーとの出会いによって豊かな人生を切り開くことができた人々によって手掛けられた。

タイトル

『Walter Keller – Beruf Verleger』

出版社

Edition Patrick Frey

出版年

2019年

価格

6,500円+tax

仕様

ソフトカバー/192mm×257mm/432ページ

URL

https://ja.twelve-books.com/products/walter-keller-beruf-verleger-by-urs-stahel-miriam-wiesel