小見山峻新作作品集『call, overhaul, and roll』が、PINHOLE BOOKSより11月1日(火)に刊行される。
本書『call, overhaul, and roll』は、小見山による約4年ぶりの写真集。効率の良さが圧倒的正義になりつつある現代社会。その中で“迷う”ということのポジティブな意味を追いかけ、実際に自らが、ならば迷うだけ迷ってみせよう、という決意のもと小見山の住む横浜から札幌まで、バイクに跨り、彷徨い寄り道を繰り返しながら走り抜けたロードトリップの一部始終。閉塞した社会からの脱出、死別した親友への葬い、徹底的な物理的孤独への願望、そしてバイクだからこそ感じられる風の肌触りへの欲求…さまざまな感情に後押しされ飛び出したこの旅は、写真家ではなく一人の人間としての逃避行であり、決して撮影をすることは目的としてはいなかった。結果、記録として残していたこれらの写真たちは、これまで以上に純粋な好奇心を浮き彫りにするものたちとなった。
粛々と積み重ねられてゆく旅の景色に、音楽家・TAIHEIによる書き下ろし楽曲、音楽ジャーナリスト・有泉智子とファッションデザイナー・吉田圭佑による寄稿文が彩りを添える。
タイトル | 『call, overhaul, and roll』 |
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出版社 | |
出版年 | 2022年11月1日(火) |
価格 | 3,900円+tax(プリント付き特装版A4サイズ:30,000円+tax/A3サイズ:50,000 円+tax) |
仕様 | ハードカバー/A5/216ページ |
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