スタイリスト小山田孝司は、2020年1月から2023年5月まで、287名の友人・知人たちに声をかけ、彼／彼女らのコーディネートに1点だけアイテムを加えてポートレイト写真を撮影し続けた。佐内正史、伊丹豪、中村健太、草野庸子ら22名もの写真家が参加した本プロジェクトは、『なにがみてるゆめ』という580ページにも及ぶ写真集としてリリースされた。また本書のブックデザインは、米山菜津子が手がけている。
ソーシャルメディアには、自然に見えるように演出されたポートレイトがあふれ、マスメディアでは、プロのモデルではなく、リアルな被写体が求められることも少なくない。私たちが見えているものは、存在しているのか？ それらは、夢なのか？ その夢を見ているのは、なんなのか？と、 自己と他者、現実と虚構の間を揺らぐ境界を見つめる小山田の視点は、現在の写真のあり方にさまざまな問いを投げかける。書籍は版元ウェブサイトで購入可能。
▼参加写真家
天野裕氏、石村望、伊丹豪、岩澤高雄、岩渕一輝、岡﨑果歩、小濵晴美、金川晋吾、小財美香子、草野庸子、阪本勇、佐藤麻優子、佐内正史 、Taka Mayumi、中村健太、松岡一哲、松田瑞季 、三宅英正、村松正博、山本恭平、山本光恵、夢一平
| タイトル | 『なにがみてるゆめ』 |
|---|---|
| 出版社 | Dog Years |
| 制作年 | 2023年8月 |
| 仕様 | ソフトカバー／B5変形／580ページ |
| 価格 | 5,200円＋tax |
| URL |
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