2024年11月に世界最大級の写真フェア「PARIS PHOTO」で発表され、欧州の読者から高い評価を受けた苅部太郎作品集『Typical World』が2025年1月11日から東京・渋谷のアートギャラリー HECTAREにて開催される、苅部太郎 個展「洞窟の解剖学」に合わせて、国内での販売が開始される。
生成AIの急速な進化が、人類に新たな可能性をもたらす一方で、未知の脅威も予感させる昨今。膨大なデータから生成されるものは、しばしば多様性を欠き、平均化された“典型的”な世界へと向かう傾向にある。本作は、画像生成 AI「Stable Diffusion」を用い、「 typical( 典型的 )」という言葉をプロンプトに組み込むことで、AI が“典型的”をどのように捉え、表現するのかを探求した一冊。
無限の可能性を秘めていたはずの生成AIが生み出す“Typical World(典型的な世界)”には、 私たちの未来への問いが隠されているはずだ。
タイトル | 苅部太郎作品集『Typical World』 |
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出版社 | 株式会社 bookshopM |
出版年 | 2024年1月11日
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価格 | 3,300 円( 税込 )
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仕様 | 237×168mm / 32ページ |
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