2013年の創刊以来、ヨーロッパの写真界で常に注目されてきた雑誌『FISHEYE』。現在、彼らが主催する写真祭「Paris Expériences Photos(PEP)」が、パリで明るいトピックとなっている。
パンデミックの影響で当初の予定より規模縮小を余儀なくされたが、RATP(パリ交通公団)による協力の下、シャトレやサンミッシェルなど11の駅に、エルサ・レイダーや水谷吉法ら14人の気鋭の写真家による大きく引き伸ばされた作品が貼り出され、駅を行き交う人々の目を奪う。
ソーシャルディスタンスが新たな生活様式となり、美術館に足が遠のく人たちも少なくないいま、アート写真がパリの日常を鮮やかに彩っている。
文=糟谷恭子
タイトル | 「Paris Expériences Photos(PEP)」 |
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会期 | ~2020年9月30日(水) |
会場 | シャトレ駅、サンミッシェル駅ほか11の駅 |
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