オノデラユキ「TO Where」展が、9月8日(火)よりYumiko Chiba Associates viewing room shinjukuで開催中。
オノデラは独学で写真技術を身に付け、作家活動をスタート。1993年に渡仏し、2003年に写真集『カメラキメラ』で第28回木村伊兵衛写真賞、2006年にはフランスにおける最も権威ある写真賞「ニエプス賞」を受賞するなど、世界的な活動を続け、現在もパリを拠点に制作活動を行っている。
新作個展となる本展は、コラージュ、ペインティング、フォトグラム、ドリッピングといった行為によって、何らかの操作がなされた写真で構成。銀塩写真プリントもすべてオノデラ自身によるもので、これらのシリーズは「Darkside of the Moon」と名付けられた。たしかに存在することは知っていても、その場所からは見えない「月の裏側」。写真というメディアの探究において、認識と知覚のあわいを往還するオノデラの新作をぜひ観てみては。
また、オノデラの初期の代表作「古着のポートレート」ほかの作品を展観する「FROM Where」展も、THE GINZA SPACEで同時開催中。こちらは11月29日(日)まで。
タイトル | 「TO Where」 |
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会期 | 2020年9月8 日(火)~10月10日(土) |
会場 | |
時間 | 12:00~18:00 |
休廊日 | 日月曜・祝日 |
URL |
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