東京都写真美術館が、9月29日(火)から同美術館の収蔵作品を紹介する展覧会「TOPコレクション 琉球弧の写真」を開催する。
本展は、これまで紹介されることが少なかった沖縄出身の代表作家の写真作品を展示。出展作家は山田 實、比嘉康雄、平良孝七、伊志嶺 隆、平敷兼七、比嘉豊光、石川真生の7名。沖縄本島から周辺の島々を写した作品まで、当館の新規収蔵作品を中心に206点の写真作品を通して、沖縄写真の魅力を伝える。
日本の中でもほかの地域とは異なる歴史をもつ沖縄は、独自の文化を育んできた。沖縄で生まれ育った作家たちのまなざしは多種多様であり、豊かな土地の素晴らしさを表すと同時に、故郷が直面する困難も写し出す。市井の人々の暮らしや、復帰運動、各地の伝統的な祭祀などを写した作品は写真家たちにとってキャリア初期の代表作となっている。沖縄本島や、琉球弧(奄美群島から八重山列島にかけて弧状に連なる島々)の歴史と文化に触れ、あらためて沖縄や故郷について按ずるきっかけにしてほしい。
タイトル | 「TOPコレクション 琉球弧の写真」 |
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会期 | 2020年9月29日(火)~11月23日(月) |
会場 | 東京都写真美術館 3F展示室(東京都) |
時間 | 10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜(ただし11月23日は開館) |
料金 | 【一般】600円【大学・専門学校生】480円【中高生・65歳以上】300円*10月1日(木・都民の日)は無料 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。