蔡傳基、ナイジェル・ワン「Qualities in Bodies」展が3月9日(火)まで高田馬場・Alt_Mediumにて開催中。
蔡傳基(ツァイ チェンケイ)は、銀塩写真の物質性に着目し、印画紙に花火を当てることで、その光と高温がどのような記録を残すかを実験している。このプロセスでは印画紙上に具体的なイメージが残るはずがないのにも関わらず、多くの人たちがそこに生じた像をあたかも宇宙のように見たのだ。一方、デジタル写真の非物質性に着目したナイジェル・ワンは、インターネット上にあるイメージをコードに変換しプリントアウト、その結果大量の紙に記された文字列は、非物質的なイメージでもコードでもなく、まるで物質の塊のようにも見えてしまう。
本展では、イメージの生成について異なるアプローチを経て制作された作品を、同じ空間内で展示することによって、新たな対話の可能性を提示する。
タイトル | 「Qualities in Bodies」 |
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会期 | 2021年3月4日(木)~3月9日(火) |
会場 | Alt_Medium(東京都) |
時間 | 12:00~20:00(最終日17:00まで) |
URL | https://altmedium.jp/post/641430178670739456/qualities-in-bodies |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。