村上仁一「地下鉄日記」展が、4月20日(火)より銀座・NAKANO GINZA GALLERYにて開催される。
1977年生まれ、「ひとつぼ」展グランプリ、ビジュアルアーツフォトアワード大賞を受賞し、写真集『雲隠れ温泉行き』(青幻舎)を上梓している村上は、写真家でありながらカメラ雑誌の編集者でもあり、北井一夫、田村彰英、小林紀晴、
「地下鉄日記」は、村上が20年にわたり東京の地下鉄やその周辺を撮り続けた作品の集大成。そこにとらえられた、あたかも漂流者のような移動を続ける人々の姿。村上はその流れに逆らうことなく、一人の漂流者としての視線で世界を切り取っている。NAKANO GINZA GALLERYでは1999年から2019年にかけての東京および地下鉄風景のスナップショット約50点が、森岡書店では新刊写真集『地下鉄日記』の販売とともに表紙イメージに使用された8点の作品が展示される。
写真集の造本設計は町口覚(マッチアンドカンパニー)。写真から始まり写真で終わるというコンセプトのもと、表紙、見返し、本文にすべて同じ用紙が使用されている。通常版のほか、Book Shopエディション、プリント付きスペシャルエディションとして8種のカバーが制作された。
タイトル | 「地下鉄日記」 |
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会期 | 2021年4月20日(火)~4月26日(月) |
会場 | NAKANO GINZA GALLERY(東京都) |
時間 | 13:00~20:00 |
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