最新写真集『Aging』の刊行を記念して「土田ヒロミのパースペクティブ展」が7月17日(日)までコミュニケーションギャラリーふげん社にて開催中。
1939年福井県生まれ、32歳でフリーランスの写真家として歩み始めてから50年の節目を迎えた土田ヒロミ。写真集『Aging』(土田が老化を自覚した1986年7月から現在まで日々撮り続けられているセルフポートレートのシリーズをまとめたもので、人の目ではとらえられない緩慢な変化を写真によって可視化する試み。ブックデザインは菊地敦己。300部限定)の刊行を記念して開催される本展は、「Aging」を主軸に、「俗神」「砂を数える」「新・砂を数える」「まつり(続・俗神)」「フクシマ」などキャリアの出発点から現在までに発表されてきたシリーズから数点ずつが展示される。自身が生きる現在に問いを投げかけながら巨視的な視点でコンセプトを立て、過去や未来をも写すような作品を生み出してきた土田の作家性から、視座、眺望、全体像、見通す力などの意味をもつ「パースペクティブ」というタイトルがつけられている。
なお、7月10日(日)は土田と菊地敦己によるギャラリートークが開催予定。詳細はギャラリーウェブサイトまで。
タイトル | 「土田ヒロミのパースペクティブ展」 |
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日程 | 2022年6月23日(木)〜7月17日(日) |
会場 | コミュニケーションギャラリーふげん社(東京都) |
時間 | 12:00〜19:00(土日は〜18:00まで) |
休廊日 | 月曜 |
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