糸崎公朗は1965年、長野県生まれ。東京造形大学卒業。中学は生物部、高校は美術部に属し、大学ではデザインを専攻。また前衛芸術に強い関心を寄せ、路上をテーマに写真で記録するさまざまな表現活動を続けている。
本展タイトルの「フォトモ」は、写真とモデルを組み合わせた糸崎による造語。1992年から始まったフォトモは、開発が進む中で昭和の面影を残す東京下町の路上を記録し、そのプリント写真を使って江戸時代におもちゃ絵として楽しまれた錦絵「立版古(たてばんこ)」の形式を取り入れ、撮影からコラージュまでのすべてを手仕事で行っている。またフォトモは、1996~2004年まで雑誌『散歩の達人』に連載され好評を博した。
本展では、1992年から続く原版として制作された作品を中心に約30点を紹介。なお、会期中の5月13日(土)にはフォトモワークショップが開催される。
タイトル | 「フォトモの世界」 |
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会期 | 2017年4月21日(金)~5月20日(土) |
会場 | EMON PHOTO GALLERY(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで) |
休廊日 | 日曜・祝日 |
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