目黒の金柑画廊で6月22日から市ノ川倫子の写真展「遠い聲」が開催される。多重露光やブリコラージュなどの手法を用い、遠い記憶や幼少期の空想の世界を表現してきた市ノ川が本展では壊れていく古いトイカメラを使って撮影した作品群を展示する。
実家の物置に埋もれていた古いトイカメラがスナップを撮影するなかでだんだんと図像を結ばなくなり、記録としてのカメラの機能から、ただ時間と光の記録だけを残すようになってゆく。そんなカメラの様子の中に写真の本質を読み取りながら、市ノ川が見つめ続ける時間の断片と消えゆく記憶を写した。
タイトル | 市ノ川倫子写真展「遠い聲」 |
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会期 | 2024年6月22日(土)〜 7月15日(月) |
会場 | 金柑画廊/キンカンパブリッシング(東京都目黒区目黒4-26-7) |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 月~水曜日(祝日は開廊) |
料金 | 無料 |
URL |