東京駅東側のエリアを舞台に10月5日より「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が開催される。企画第一弾として、「New Japanese Photography: 50 years on」をテーマに、3組のキュレーターによる企画展で、15名の作家たちの作品が展示される。
1974年の春、ニューヨーク近代美術館にて15人の日本人写真家たちの作品が展示された「New Japanese Photography」は、東松照明、森山大道、深瀬昌久などが世界に紹介され、日本写真の評価を高めた展示。New Japanese Photography: 50 years on」では、ニューヨークの展示に対し3組のキュレーターが3つの企画展という形で返答する。
調 文明、遠藤みゆき(アシスタントキュレーター)は、「①くにをあるく/下道基行、姜美善、上原沙也加」「②象ることの意味/細倉真弓、福嶋幸平」「③分からなさを分ける/金川晋吾、黑田菜月」と、50年を経て起きた日本写真の変容を3つのセクションを通じて紹介。
小林美香は「その『男らしさ』はどこからきたの?」と題し、「男らしさ」とは何かを戦後社会の変遷に照らし、批評的な観点から検証する。
フランス人キュレーターのマーク・フューステルは、「①女性の視点/山沢栄子、岡上淑子、西村多美子、渡辺眸、常盤とよ子、今井壽恵」「②「写真集」の存在」で1974年の「New Japanese Photography」で見過ごされた2つの視点に着目する。
タイトル | T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
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会期 | 2024年10月5日(土)~10月27日(日)
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場所 | 東京・八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場
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料金 | 一般/前売¥1,500、当日¥2,000 |
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