東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルムにて9月6日より松岡一哲の個展 「もっと深くて鋭くて、危なくて、たまらなく美しいやつ。普通じゃないもの。」が開催される。
本展は、今年撮影された作品を中心に、これまで一貫して示してきた自身の写真観をさらに色濃く反映させた近作約30点を披露。長く愛用しているオリンパス μで撮影された作品群は、統一された淡い色の色調をまとい、独特の浮遊感が漂う。
旅先での風景、身近な人々、ヌードや光漏れによる抽象的なイメージなどの様々な被写体は、ブレや甘いピント、意図しない露光、現場で起こる予期せぬ事象を積極的に受け入れることで、自身の作品の輪郭を柔らかく保ち、何かを断定するのではなくそっとすくい上げるように世界の一部を見せる。
以前にも増して強く確かな美しさを追求する個展となる。
タイトル | 松岡一哲 「もっと深くて鋭くて、危なくて、たまらなく美しいやつ。普通じゃないもの。」 |
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場所 | タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルム |
会期 | 9月6日(土)~10月11日(土) |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 日・月曜日、祝日 |
料金 | 無料 |
URL |
松岡一哲「Okinawa」、2025年、Cプリント © Ittetsu Matsuoka / Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film