03 July 2026

戦場でスケボーに乗る若者たちを記録。児玉浩宜のウクライナ写真展開催

03 July 2026

AREA

東京

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千葉市のSTAND COMMONSで、写真家・フォトジャーナリストの児玉浩宜による写真展「momentum / momentum」が、2026年7月4日から7月20日まで開催される。ロシアによるウクライナ侵攻が続く東部都市ハルキウを舞台に、スケートボードに乗る若者たちの日常を記録した作品を紹介する。

ロシアによる全面侵攻から間もなく5度目の夏を迎えるウクライナ。ロシア国境に近いハルキウは現在も空爆や砲撃の脅威にさらされる都市でありながら、人々はそこで生活を続けている。児玉がレンズを向けたのは、戦争そのものではなく、その街角でスケートボードに興じる若者たちだった。

展覧会タイトルの「momentum(運動量)」には、二つの意味が重ねられている。一つは戦争という外部から都市へ加えられる暴力的な力。もう一つは、スケートボードに乗る身体が自ら生み出す運動の力だ。相反する二つの「運動量」が交差することで、本展は戦争を巨大な歴史や政治としてではなく、一人ひとりの身体感覚から捉え直そうと試みている。

展示作品には、破壊された建物の前を滑るスケーターや、広場で仲間と集う若者たち、自室でボードを手入れする姿などが写し出されている。ポスターや展示予定作品からは、瓦礫や軍事的な緊張が存在する都市空間と、そこに生きる若者たちの日常が静かに共存している様子がうかがえる。写真は悲惨さを過度に強調することなく、戦時下においても失われない時間や身体のリズムを丁寧に記録している。

児玉浩宜は、NHK報道カメラマンを経て独立した写真家・フォトジャーナリスト。2022年の侵攻開始以降、キーウをはじめドンバス、ザポリージャ、ヘルソン、ハルキウなどを継続的に取材し、戦争の現場だけでなく、そこで暮らす人々の生活や日常を追い続けてきた。2022年には写真集『Notes in Ukraine』を刊行している。

タイトル

児玉浩宜 写真展「momentum / momentum」

場所

STAND COMMONS(千葉県千葉市中央区松波2-5-6 いずみビル cafeSTAND 3F)

会期

2026年7月4日(土)〜7月20日(月・祝)

時間

12:00〜20:00

休み

月・火曜日(7月20日オープン)

料金

無料

URL

https://hironori.kodama.dog/ 

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