アムステルダムを拠点に活動する日本人写真家、小山泰介と川島崇志による二人展「POST BODY / NATURE」がオランダの行政都市、デン・ハーグで行われている。カタストロフをテーマにした写真表現を探求する川島と、都市と自然の境界をデジタルデバイスによって抽象化した作品を制作してきた小山。本展は、それぞれのアーカイブを「身体」「自然」「光」「粒子」などのキーワードを軸に再構築し、両者の作品を大胆に組み合わせた構成に注目だ。共同制作した大型映像インスタレーション作品も発表され、作家とオランダ人キュレーターによるトークショーも開催予定。ポストデジタル時代におけるヨーロッパと日本の自然観の比較にフォーカスを当て、活発な対話を促すことを試みている。
Text: Sawako Fukai
Installation shots: Taisuke Koyama
タイトル | 「POST BODY / NATURE」 |
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会期 | 2017年6月10日(土)〜8月19日(土) |
場所 | LhGWR(オランダ) |
URL | http://www.grotewittereus.nl/html/exposities/2017/Koyama-Kawashima.html |
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