「写真のような絵画」があり、「絵画のような写真」がある。画家は写真を作品制作のよすがとし、写真家は絵画を参照する。写真の誕生以来、ふたつの芸術はときに融合し、ときに反発し、いまもなお常に親しい間柄であり続けている。技術とひとの意識が猛スピードで革新しながら、絵画と写真の境界線はより一層曖昧になっていくいま、写真と絵画はますます渾然一体となり、表現の可能性は拡張する。
PRICE:1,944円+tax
Contents
巻頭ストーリー Nerhol
「ATLAS」
インタビュー「ジャンルを超越して」
特集 写真と絵画の境界線
「Bretonnes」シャルル・フレジェ 文=福永信
「Still Life’s, Portraits and Parts」ダニエル・ゴードン 文=アイヴァン・ヴァルタニアン
「Scopophilia」ナン・ゴールディン 文=都築響一
「Jens. F」コリエ・ショア 文=清水穣
「at a dead end, in deep」田口和奈 文=オウジュン
「Landscapes」サンドラ・カンタネン 文=鈴木理策
ゲルハルト・リヒター 文=布施英利
世界中で巻き起こる写真集旋風
「王国」奈良原一高
ロバート・フランクをめぐるふたつの展覧会
【お詫びと訂正】
※P.187の奈良原一高さんの掲載作品に関してエディション、価格表記に誤りがありました。
(誤)エディション:25 / 価格:85,000(税抜)
(正)エディション:なし / 要問い合わせ
読者の皆さまならびに関係者のみなさまへご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。
Contributors
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。