スペイン人フォトグラファー、リカルド・カセスの作品集『SOL』がDALPINEより刊行された。
ローマ神話での太陽神、天文用語では火星での一日を意味する『SOL』は、『EL PORQUÉ DE LAS NARANJAS』で取り組み始めた輪郭をなぞるように、同じくスペインのイベリア半島東部に位置する地中海沿岸地域・レバントのステレオタイプを再考する作品。
太陽を描いて集める遊びで子どもが作ったかのようなアプローチを試み、その本質を求め、その感動によって我を忘れ、その固有性や美しさ、地域の経済をいかにして太陽が決定づけているのかを問い、レバントのまばゆい太陽の光にどっぷり漬かり込んだ一冊となっている。
タイトル | 『SOL』 |
---|---|
出版社 | |
価格 | 4,600円+tax |
発行年 | 2017年 |
仕様 | ソフトカバー/210mm×297mm/68ページ |
URL | https://www.twelve-books.com/collections/dalpine/products/sol-by-ricardo-cases |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。