ギリシャ神話では雷神や稲妻の神が語られ、19世紀のイギリス文学では嵐が神業として登場し、ポップソングでは青空や雨というワードが楽曲のカラーを決める。このように「天気」はどの時代においても、私たちの思想や文化形成のエッセンスとなってきた。ソウルのD MUSEUMで開催中のグループ展「Weather」では、マーティン・パー、マーク・ボスウィック、水谷吉法ら総勢26名の作家が、それぞれ「日光」「雪」「雨」「霧」「雷雨」などを独自の視点で表現する。写真、ビデオ、サウンド、インスタレーションなど多様なアプローチを通して、アーティストたちが紡ぐそれぞれの物語は、きっと私たちの無意識に語りかけ、あの日のあの天気、あの感情を呼び覚ますだろう。
All images are provided by D MUSEUM
タイトル | 「Weather」 |
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会期 | ~2018年10月28日(日) |
会場 | D MUSEUM(韓国) |
URL |
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