イタリアのカラー写真界のパイオニアでもあるルイジ・ギッリの作品集『THE MAP AND THE TERRITORY』がから刊行。 MACK
ギッリは70年代から80年代にかけて壮大なプロジェクトに取り組み続け、特に制限や終わりを決めずに自由に制作を進めていた。そこで生まれたイメージには、変化に翻弄されていたその時代の日常空間への共感を感じ取ることができる。写真家として活動した短い年月の間に驚くべき数の写真を撮っており、その点において当時のヨーロッパでギッリに並ぶ者はいなかった。
ギッリの膨大な数の作品を収めた本書は、イギリス人キュレーター、ジェームズ・リングウッドによって編纂され、ヨーロッパの美術館3箇所で2018年から2019年にかけて開催される巡回展に伴い刊行されるもの。ギッリが写真家として撮り始めた最初の10年の作品に焦点が置かれ、14の物語のシークエンスに分類し展示される展覧会、本書にはそのすべてが網羅されている。
タイトル | 『THE MAP AND THE TERRITORY』 |
---|---|
出版社 | |
価格 | 7,800円+tax |
発行年 | 2018年 |
仕様 | ソフトカバー/198mm×248 mm/376ページ |
URL | https://www.twelve-books.com/products/the-map-and-the-territory-by-luigi-ghirri |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。