フィンランド出身のペンティ・サマラッティは、北欧の自然を愛する写真家である。詩的なランドスケープや街並みをとらえた作品で知られ、そのクラシックで普遍的な美しさ、クオリティの高いプリントで世界の多くの写真ファンを魅了している。現在、ロベール・ドワノーが生まれた街ジョンティリーにあるメゾン・ドワノー美術館と、山本昌男や植田正治らの作品を取り扱い日本写真にも力を入れているパリ14区のCamera Obscuraがタッグを組み、二会場でサマラッティの展覧会が開催されている。
10月には、この展覧会に連動するかたちで、Xavier Barralから、自然の中を軽やかに生き抜いていく鳥をテーマにした写真集『Des Oiseaux』も刊行された。
Paris Photoや写真月間に合わせてパリを訪れたなら、北欧の美しさにも触れてみては?
Text: Kyoko Kasuya
タイトル | 「L’oiseleur」 |
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会期 | 2018年10月26日(金)〜12月28日(土) |
会場 | Camera Obscura(フランス) |
URL | http://www.galeriecameraobscura.fr/exposition_actuelle/gallerie_01/pages/01_jpg.html |
タイトル | 「Pentti Sammallahti」 |
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会期 | 2018年10月26日(金)〜2019年1月13日(日) |
会場 | 公立メゾン・ドワノー写真美術館(フランス) |
URL | http://www.maisondoisneau.agglo-valdebievre.fr/en/page/current |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。