築地仁の写真展「母型都市」が六本木・タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで2019年1月12日(土)から開催される。
1960年代半ばより一貫して都市を被写体に、批評的且つ透徹した眼差しで社会と対峙してきた築地は、思考や感情に依る言語での表現に対抗する形で、写真という非言語メディアを用いて世界を再解釈・再構成してきた。「母型都市」は、1983年から84年にかけて「都市の変容と再生、構築と解体」をとらえるべく制作され、当時、作品制作に使用されることの殆ど無かった4×5インチのポラロイドフィルムで撮影、60点を超える作品群として結実し発表された。
バブル崩壊以前のゴールデンエイジとも呼ばれる80年代に、スクラップアンドビルドが繰り返され変容し続ける都市の現場に立ちながら、現実に起きる事柄を写真で探査した築地。いま再び「母型都市」を公開することで、当時影響を受けたニュー・トポグラフィクスの視点で都市の現在を図示しようと試みる。
本展では、1984年に同タイトルのもとポラロイドギャラリー(東京)にて発表された作品より約25点を展示。
タイトル | 「母型都市」 |
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会期 | 2019年1月12日(土)~3月2日(土) |
会場 | |
時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL |
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