ヨーロッパを代表する写真家アンデルス・ペーターセンの作品集『Okinawa』が、T&M Projectから刊行。
その場が持つ空気を、鋭くも温かな眼差しで撮影した「Café Lehmitz」をはじめ、世界各地で数々の作品を展示、出版しているペーターセン。
今回制作された本書は、彼が2000年に沖縄に訪れた際に撮影された未発表作品群で構成されており、那覇の繁華街である国際通りを中心に、路上や酒場、ビーチなどで沖縄の人々や動物を被写体としている。孤独でありながらも、人との交流に心を奪われた作者が、生命の尊厳や愛を写し出した本作は、数多ある作品群のなかでも目立つものとなるだろう。
本文の印刷は黒とシルバーによるダブルトーン。シルバーのもつ光沢感は沖縄の光を内包した写真たちをより美しく見せ、夜の街や細い小道などの艶やかさを醸し出す。
タイトル | 『Okinawa』 |
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出版社 | |
価格 | 5,400円 |
出版年 | 2018年 |
仕様 | ハードカバー/240mm×182mm/120ページ |
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