「THE READING ROOM FOR PROVOKE」が恵比寿・POSTで2月16日(土)から開催中。
本展は1968年に美術評論家・多木浩二と写真家・中平卓馬によって発案され、詩人・岡田隆彦と写真家・高梨豊が同人として加わり創刊された『プロヴォーク』に関連する展覧会。台湾で開催されており、今回はその巡回展だ。
本展は大きく分けて、(1)プロヴォーク同人たちのヴィンテージを含む写真集とプロヴォークに関連する資料や書籍の展示と販売。(2)復刻する際に使用されたオリジナルの原本、印刷原稿や校正刷といった制作プロセスに欠かせないマテリアルの展示。(3)映画監督・五十嵐耕平が製作したプロヴォーク復刻版のメイキング映像の上映。以上の3つのセクションで構成される。
また今回の展示空間は古道具LET’ EM INの協力のもと「読書室」をコンセプトに設えられている。ソファーや家具、照明など厳選された古道具に囲まれた空間で、改めてプロヴォークとは何なのか、じっくりと再考する絶好の機会となりそうだ。
会期中、3月10日(日)には写真史家・金子隆一と金沢美術工芸大学講師・星野太を招いてのトークイベントも開催される。
タイトル | 「THE READING ROOM FOR PROVOKE」 |
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会期 | 2019年2月16日(土)~3月10日(日) |
会場 | POST(東京都) |
時間 | 12:00~20:00 |
休館日 | 月曜 |
URL | http://post-books.info/news/2019/2/5/exhibition-the-reading-room-for-provoke |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。