佐藤信太郎の写真展「The Origin of Tokyo」が東麻布・PGIで2月27日(水)から開催される。
生き物のように変貌する都市を、自身のテーマ「土地の持つ歴史や記憶と、それによって現れる特有の雰囲気(地霊)」から写し出す独特の作品を発表している佐藤。現在まで主に東京の東側をテーマとしてきたが、本作では皇居などを含め東京の中心部を題材にしている。
かつて徳川家康は、鬼門、裏鬼門など、中国から伝わった宗教的な思想に倣い、江戸という都市を設計したという。空気の澄んだ冬の黄昏時に撮影されている本作。周囲の夜景と対照的に黒々と在る皇居の木々や、はるか遠方の富士のシルエットから、都市の下にある自然の存在が写しだされている。
本展ではアーカイバルピグメントプリント約5点が展示される。また、会期中3月15日(金)にはトークイベントを開催。通常とは違った目線から東京を写し取ってきた佐藤と、
タイトル | 「The Origin of Tokyo」 |
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会期 | 2019年2月27日(水)~4月13日(土) |
会場 | PGI(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで) |
休館日 | 日曜、祝日 |
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