東京都写真美術館が毎春展示を行っている、初期写真に焦点を当てる作品展。2019年は「写真の起源 英国」と題した展覧会が、5月6日(月)まで開催されている。
写真の発明に関する研究は18世紀末から始まり、1839年に最初の技術が発表されることで写真の文化が幕を開ける。英国ではヴィクトリア文化に根ざす貴族社会において、研究が発展し、広く文化として波及した。
本展は、多くの日本未公開作品を手がかりに、これまで日本国内で知られていなかった英国の写真文化の多彩な広がりを展覧するものだ。これは同時に、19世紀の華麗な英国の姿を同時代に制作された写真によって知るとても希有な経験となるだろう。幕末~明治の日本人たちが憧れた英国の写真文化とその歴史の広がりをその目で確かめてみてはいかがだろうか。
なお本展の関連イベントとして、カロタイプ・ネガ制作デモンストレーションや、識者を招いての連続講座なども開催される。
タイトル | 「写真の起源 英国」 |
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会期 | 2019年3月5日(火)~5月6日(月・振休) |
会場 | 東京都写真美術館(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(木金曜は20:00まで/入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜(4月29日、5月6日は開館) |
料金 | 【一般】900円【学生】800円【中高生・65歳以上】700円 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。