石川直樹は1977年、東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。
本展「この星の光の地図を写す」は、世界をフィールドに活躍する石川による初の大規模個展。石川は、22歳で北極点から南極点までを人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功し、その後も各地を旅しながら、人類学や民俗学などの観点を取り入れた独自のスタイルによる写真で日常、そして世界を見つめ直す活動が注目されている。
本展では、北極、南極、ヒマラヤ8,000メートル峰といった極地やニュージーランドの原生林を撮影した各シリーズ、さらにポリネシア地域に浮かぶ島々を星に導かれるように巡った『CORONA』、世界各地の洞窟壁画を訪ねた『NEW DIMENSION』、そして日本列島の南北に広がる島々を探索する『ARCHIPELAGO』など、石川の初期から現在に至るまでの活動を、初公開の未発表作を織り交ぜて総合的に紹介。
なお、会期中にはアーティストトークやサウンドデザイナー・森永泰弘と石川がそれぞれ世界各地で撮影・録音した写真と音源を使ってのビジュアル&ディスクジョッキーイベントなどが開催される。
タイトル | 「石川直樹 この星の光の地図を写す」 |
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会期 | 2016年12月17日(土)~2017年2月26日(日) |
会場 | 水戸芸術館 現代美術ギャラリー(茨城県) |
時間 | 9:30~18:00(入場は閉館の30分前まで) |
休廊日 | 月曜(1月9日は開館)、年末年始(12月26日~2017年1月3日)、1月10日(火) |
入場料 | 【一般】800円(600円) |
URL | http://www11.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=455 |
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