スイス人アーティスト、アレックス・ハニマンの作品集『Trapped』は、モーションセンサーや赤外線センサーを用いて自動で撮影する設置型の「カメラトラップ」を使い、家畜から珍しいものまでさまざまな動物を主に夜間に撮影したスナップショットで構成された1冊。
動物の動きがシャッターを作動させ、その瞬間を切り取る。こうしてできた写真は、被写体が意識せずに、またその意図とは関係なしに撮られた一種のセルフィーとも言える。ハニマンは、ごく一部の動物学者が野生動物の調査のために開発した自動撮影装置を利用して撮影した。そして、この手法の誰も気づかなかった側面を明らかにし、デジタル写真の所有権と使用に疑問を投げかけている。
タイトル | 『Trapped』 |
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出版社 | |
出版年 | 2018年 |
価格 | 6,600円+tax |
仕様 | ソフトカバー/210mm×297mm/384ページ |
URL | https://ja.twelve-books.com/products/trapped-by-alex-hanimann |
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