1 February 2018

Stephen Shore

カラー写真の第一人者、スティーブン・ショアの大回顧展
600点近い写真で見せる60年の軌跡をレポート

AREA

アメリカ

1 February 2018

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カラー写真の第一人者、スティーブン・ショアの大回顧展、600点近い写真で見せる60年の軌跡をレポート | Stephen Shore. West 3rd Street, Parkersburg, West Virginia, May 16, 1974. 1974. Chromogenic color print, 8 × 10 1/2″ (20.3 × 26.7 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

Stephen Shore. West 3rd Street, Parkersburg, West Virginia, May 16, 1974. 1974. Chromogenic color print, 8 × 10 1/2″ (20.3 × 26.7 cm).
© 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

ウィリアム・エグルストンと並んで、アメリカのカラー写真をアートにしたスティーブン・ショア(1947年〜)が、ゆかりのあるニューヨーク近代美術館(MoMA)で大回顧展「Stephen Shore」を開催中だ。「ある問題解決が済んだら次の問題に向かっていく」をモットーとするショア。その撮影哲学を反映した60年の活動記録を、ほぼ時系列に沿った12の展示室とコーナーで、存分に紹介する。

文=八巻由利子

1961〜67年:アンディ・ウォーホルとの出会い

まず目に入るのが、中央にぶら下がっているビデオ・プロジェクションに映し出されるテンポの速いモノクロ映像だ。1965年、この16ミリ作品「エレベーター」の上映会場でアンディ・ウォーホルと出会い、ファクトリーに通って撮影することになった。スクリーンの周囲にはそれ以前からのモノクロ作品のほか、昨年新たにプリントした当時のカラー作品も展示されている。珍しく縦位置の作品も含まれており、習作時代という印象も。とはいえ、14歳でMoMAの写真部長エドワード・スタイケンに写真を見せ、買ってもらっただけあって、既に完成度の高い作品が並んでいる。ニューヨークの街の風景を切り取った何点かは、ロバート・フランクを彷彿とさせる。ファクトリー内外で撮ったシリーズは、この展示室に飾られた作品の約3分の2を占めているが、ほかの作品と同様の扱いだ。ショアの人生の中で、ウォーホルとその仲間たちとの出会いは、十代における学びの場だったことが示されている。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Stephen Shore. 1:35 a.m., in Chinatown Restaurant, New York, New York. 1965–67. Gelatin silver print, printed c. 1995. 9 × 13 1/2″ (22.9 × 34.3 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

Stephen Shore. New York, New York. 1964. Gelatin silver print, 9 1/8 × 13 1/2″ (23.2 × 34.3 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery


1969〜70年:メトロポリタン美術館での初個展と「All the Meat You Can Eat」展

ショアの初期のキャリアの中でよく言及されるのは、若干23歳で開催したメトロポリタン美術館での個展だ。この展示室では、その時に展示されたモノクロによるコンセプチュアルな作品群を見せている。被写体、時間、そして場所を限定することで差異を連ねる組写真のスタイルは、当時アート界でよく見られた手法だ。ショアの場合は、ウォーホルのほかには特にエド・ルシェによる一連のアートブックから触発されたという。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

続く展示室では、メトロポリタン美術館での個展と同年にキュレーションした、全く違うタイプの展示「All the Meat You Can Eat」を再現している。当時、既成のアートシーンに対抗するかのように出現した、先鋭的なアート地区ソーホーのロフト・ギャラリーで開催された。展覧会名に表れているように、二人の友人と共に集めた写真と、自身の写真が混ざり合っている。カラーもモノクロもリトグラフも一緒に、撮影時期も大きさも異なる家族写真、事故現場の写真、絵葉書、芸能人のプレス写真、ポルノグラフィーまでが並ぶ。日常にありふれたものを題材とするショアの視点が強く表れていると同時に、ファウンドフォトも利用する現代のアート写真表現の先駆者としての姿勢も感じることができる。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt


1972〜73年:初期の代表作「American Surfaces」

ショアの経歴における最初のハイライトといえる、アメリカ南西部へのロードトリップをローライ35によるスナップショットでとらえたシリーズ。ニューヨーク初の写真専門ギャラリー、ライト・ギャラリーでの、約12×8cmのプリントを壁に直接貼った展示方法を再現している。写真はすべて2017年にデジタルプリントされたものだ。いまなら現代アートのインスタレーションとしてはありふれた表現かもしれないが、当時は風景、人物、食べ物からトイレまでが均一の大きさのプリントに収められた219点が並んだ様は意表をつくものだったに違いない。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Stephen Shore. Kanab, Utah, June 1972. 1972. Chromogenic color print, printed 2017, Chromogenic color print, 3 1/16 × 4 5/8″ (7.8 × 11.7 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

Stephen Shore. Amarillo, Texas, July 1972. 1972. Chromogenic color print, printed 2017, Chromogenic color print, 3 1/16 × 4 5/8″ (7.8 × 11.7 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

Stephen Shore. Washington, D.C., November 1972. 1972. Chromogenic color print, printed 2017, 3 1/16 × 4 5/8″ (7.8 × 11.7 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery


1973〜 82年:代表作「Uncommon Places」とコマーシャルワーク

Stephen Shore. U.S. 93, Wikieup, Arizona, December 14, 1976. 1976. Chromogenic color print, printed 2013, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Acquired through the generosity of Thomas and Susan Dunn. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. U.S. 97, South of Klamath Falls, Oregon, July 21, 1973. 1973. Chromogenic color print, printed 2002, 17 3/4 x 21 15/16″ (45.1 x 55.7 cm). The Museum of Modern Art, New York. The Photography Council Fund. © 2017 Stephen Shor

Stephen Shore. Breakfast, Trail’s End Restaurant, Kanab, Utah, August 10, 1973. 1973. Chromogenic color print, 16 7/8 × 21 1/4″ (42.8 × 54 cm). The Museum of Modern Art, New York. Purchase. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. 2nd Street, Ashland, Wisconsin, July 9, 1973. 1973. Chromogenic color print, printed 2017, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

大判カメラでアメリカの街の風景や静物をとらえ、カラー写真の王道として最もよく知られているこのシリーズを、広々した展示室で見せている。ヴィンテージプリントは10×8のサイズで、後年プリントしたものはより大判で飾られている。中央に、1974年にマサチューセッツ州で撮影した「Holden Street」を1976年、1978年、1987年、2013年にプリントした4枚を展示(写真下1枚目)。年代を経るごとに大きくなっているのは、ショアが大判カメラを使い始めた理由が、より精密なプリントを求めたからだ。「大きくプリントするとそれまで気づかなかった部分を発見する」と語っていたように、代表作の細部までじっくり鑑賞できる。


Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Stephen Shore. Lookout Hotel, Ogunquit, Maine, July 16, 1974. 1974. Chromogenic color print, printed 2013, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Acquired through the generosity of an anonymous donor. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. West 9th Avenue, Amarillo, Texas, October 2, 1974. 1974. Chromogenic color print, printed 2013, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Acquired through the generosity of an anonymous donor. © 2017 Stephen Shore

そこから奥へと入ったコーナーでは、「Uncommon Places」に取り組んでいる時期に依頼された、雑誌や広告の仕事の一部を見せている。ショアはコマーシャルワークを「自分の作品作りではやらないことをやれるからいい。新しいことを追求する機会にもなる」と積極的にとらえている。その中には画家モネの「睡蓮」を真似て写した、一見ショアらしくない作風ながらも、ショアの心象風景を描写したかのような美麗な作品や、ウォーカー・エヴァンスへのオマージュとも取れる家の写真、建築写真などがあり、知られざるショアを発見できる場である。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Stephen Shore. Giverny, France, 1977. 1977. Chromogenic color print, 7 11/16 x 9 5/8″ (19.5 x 24.5 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of the Estate of Lila Acheson Wallace. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. Graig Nettles, Fort Lauderdale, Florida, March 1, 1978. 1978. Chromogenic color print, 7 11/16 x 9 11/16″ (19.5 x 24.6 cm). The Museum of Modern Art, New York. Acquired with matching funds from Blanchette Hooker Rockefeller and the National Endowment for the Arts, 1978. © 2017 Stephen Shore

ショア自身も忘れていたという“掘り出し物”コーナーは、1974年に1カ月だけ取り組み、翌年ライト・ギャラリーで見せたカラースライドによるステレオ写真である。この展覧会用にオランダから取り寄せた3台のビューアーに計30点ほどが搭載されている。スペースと構図の追求の一環で取り組んだこのプロジェクトは、リー・フリードランダーやウィリアム・エグルストンをも想起させ、冒険心に満ちている。

Stephen Shore


1998年:写真の見方を示した一冊『写真の本質』

1982年にバード大学で教職につくまで、ショアにとって撮影は沈黙の行為だった。教える立場になってから写真の見方を講義するようになり、それをまとめたのが『写真の本質』である。このコーナーでは、今も授業で使用しているこの本の中から、ピーター・ヘンリー・エマーソン、アンドレ・ケルテス、ウォーカー・エヴァンス、ロバート・フランク、ゲイリー・ウィノグランド、ロバート・アダムズ、ラリー・フィンク、トーマス・シュトルースらの作品と自身の作品2点を展示し、個々の解説が聞けるようになっている。 

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

1979〜2013年:荒野で

ここでは写真の技術的な問題を解決したショアが、広大なる3次元の自然をいかにして平面にとらえるかという新たな問題に取り組んだ時期の作品が展示されている。この時期の代表作である「Merced River, Yosemite」の大型プリントが仕切りとなって、展示室が左右に分かれている。右手には、最初の個展以来初めてモノクロに戻った時の、イタリアのルッツァラで撮影した8×10が数点並んでいる。そして、いまなお訪れるモンタナをはじめ、メキシコ、自宅のあるニューヨーク州中部、テキサスで撮った大判の風景作品をゆったりと見せている。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Stephen Shore. Gallatin County, Montana, August 2, 1983. 1983. Chromogenic color print, printed 2017, 36 × 45″ (91.4 × 114.3 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

Stephen Shore. County of Sutherland, Scotland, 1988. 1988. Chromogenic color print, 35 1/2 × 45 1/2″ (90.2 × 115.6 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of Susan and Arthur Fleischer, Jr. © 2017 Stephen Shore


2003年〜現在:デジタルとSNS

Stephen Shore. Merced River, Yosemite National Park, California, August 13, 1979. 1979. Chromogenic color print, printed 2013, 35 7/8 x 44 15/16″ (91.2 x 114.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of the artist. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. Merced River, Yosemite National Park, California, August 13, 1979. 1979. Chromogenic color print, printed 2013, 35 7/8 x 44 15/16″ (91.2 x 114.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of the artist. © 2017 Stephen Shore

続く左手はデジタル写真の部屋。各社のデジタルカメラで写した作品は、1日に撮影したものを一冊に収録したオンデマンド印刷による83冊の写真集に結実している。この内の20冊が天井からぶら下がり、自由に手に取って見られる。「Merced River, Yosemite」の各部分を複写した一冊も、文字しかない異色の一冊もある。壁には2013年にアリゾナ州ウィンスローで、ある1日に撮影したプロジェクトがスライドショーで映されている。2014年にiPhoneを使い始めて以来進行中のインスタグラムは、傍に設置されたタブレットで鑑賞できる。ほぼ1日に1点投稿しているので、会期中にも150点ぐらいアップされる見込みだ。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt


考古学と歴史を通して

いろいろな意味での歴史を扱った海外プロジェクトの展示室。1997年にイスラエルで撮影したモノクロの考古学シリーズが中央に、イスラエルとウクライナで撮影したカラー作品(2009〜2013年)がそれを囲んでいる。ショアが最も心を奪われたプロジェクトだという父方のルーツ、ウクライナで撮ったホロコースト経験者のシリーズ(写真下2枚目)は、従来のプロジェクトとは異なり、あらかじめ決まっている人物とその住環境や持ち物を取り上げており、展示点数が多い。

nstallation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Stephen Shore. Sderot, Israel, September 14, 2009. 2009. Chromogenic color print, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of the artist. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. Peqi’in, Israel, September 22, 2009. 2009. Chromogenic color print, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of the artist. © 2017 Stephen Shore

Stephen Shore. Uman, Cherkaska Province, Ukraine, July 22, 2012. 2012. Chromogenic color print, printed 2017, 16 × 20″ (40.6 × 50.8 cm). © 2017 Stephen Shore, courtesy 303 Gallery

Stephen Shore. Isaak Bakmayev’s Medals, Berdichev, Zhytomyrska Province, Ukraine, July 29, 2012. 2012. Chromogenic color print, 17 × 21 3/4″ (43.2 × 55.2 cm). The Museum of Modern Art, New York. Gift of the artist. © 2017 Stephen Shore


スティーブン・ショアの軌跡

最後は、ショアの軌跡をおさらいする部屋で締めくくられている。初めてもらったリコーのレンジファインダーで撮った10歳の頃のセルフポートレイト。大判カメラで独自のスタイルを確立する途上で使用したミッキー・ア・マティック、ローライ35、クラウン・グラフィック4×5などのカメラ類。エグルストンからもらった電報。1963年に早くも作品が掲載された写真誌にはじまり、以後、各時代に掲載されたアメリカ内外の雑誌やポスターや、中にはIMAとのコラボレーションで初めて制作したiPhoneのケースも飾られている。それらのアイテムで、ショアの足取りと共に過去60年に渡っての写真や愛機のみならず、メディアの歴史も一望することができる。

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Installation view of Stephen Shore. The Museum of Modern Art, New York, November 19, 2017–May 28, 2018. © 2017 The Museum of Modern Art. Photo: Robert Gerhardt

Text: Yuriko Yamaki

タイトル

「Stephen Shore」

会期

2017年11月19日(日)~2018年5月28日(月)

会場

MoMA(アメリカ)

URL

https://www.moma.org/calendar/exhibitions/3769

スティーブン・ショア|Stephen Shore
1947年、ニューヨーク生まれ。ウィリアム・エグルストンと共に、ニューカラーのパイオニアとして知られる。近年は、イスラエルとヨルダン川西岸という複雑さと矛盾を抱えた地域と対峙した「From Galilee to the Negev」、祖父の故郷であるウクライナで第二次世界大戦中に起こったユダヤ人虐殺の生存者のその後をたどった「Survivors in Ukraine」など、アメリカ国外で風景だけでなく人物も撮り、歴史を掘り下げるプロジェクトも行う。最近の写真集に、不朽の名作『Uncommon Places 』のアザーカット400点から、エド・ルシェ、ホンマタカシら15 名がセレクトした作品を収録する『Selected Works, 1973-1981』(Aperture)がある。

2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。

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