33rd International Festival of Fashion,Photography and Fashion Accessories in Hyères

若き才能を見つけたいなら、南仏イエールで開かれるファッションと写真を融合したフェスへ

AREA

フランス

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© Sanna Lehto

© Sanna Lehto

1920年代、『Vogue』を始めとするファッション誌は、アドルフ・ド・メイヤー、エドワード・スタイケン、ホルスト・P・ホルストらともに「ファッション写真」という新たなジャンルを築いた。以降、ファッションと写真は実に密接な関係にあるが、意外にもこれらふたつのジャンルを掛け合わせたフェスティバルは多く存在しない。

地中海に面した南仏イェールで4月30日(月)から開催される「第33回イェール国際モード・写真・アクセサリー・フェスティバル」は、ファッションと写真の架け橋となる重要なイベントといえるだろう。1986年にファッションデザイン部門、1997年に写真部門を設立し、これまでに多くの優れた若手作家・若手デザイナーを発掘してきた。そして昨年には新たにファッションアクセサリー部門を設けて話題となった。

若手デザイナーを対象としたファッションコンペティションとしては最古といわれるこのフェスティバルは、スポンサーであるCHANELやChloéを始め、モード界のトップメゾンからも注目されている。期間中には、300以上ものエントリーから選び抜かれた10名のファイナリストたちによるファッションショーが行われ、グランプリが決定する。

写真部門では、約700のエントリーから選ばれた10名のファイナリストによる展示がアイユ子爵夫妻邸にて開催される。アワードの審査には、これまでFotomuseum、FOAM、Jeu de Paume 、Musée de l’Élyséeなどの写真美術館のキュレーターや、 『Another Magazine』や『New York Times』などの雑誌の編集者が携わってきた。展覧会には、世界中のアートディーラー、学芸員、雑誌のアートディレクターなどが若い才能を求めて集結する。グランプリ受賞作家にはCHANELから約200万円相当の賞金が贈られる予定だ。

また、写真部門のファイナリストたちは、期間中にジュエリーの撮影や、ファッションコレクションの撮影にも挑戦し、各種目で受賞を競う。モード、写真、アクセサリーという3つの部門がイベントを通して交差するのが、このフェスティバルの特徴であり、一番の醍醐味であろう。次世代カルチャーを牽引する世界の若手アーティストたちに是非注目して欲しい。会期は5月27日(日)まで。

タイトル

「第33回イェール国際モード・写真・アクセサリーフェスティバル」

会期

2018年4月30日(月)〜5月27日(日)

会場

アイユ子爵夫妻邸ほか(フランス)

URL

http://villanoailles-hyeres.com/festival-2018/pw/

© Pascale Arnaud

© Laetitita Bica

© Teresa Eng

© Sarah Mei Herman

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© Jaakko Kahilaniemi

© Csilla Klenyanszki

© Sanna Lehto

© Eva O’Leary

© Aurélie Scouarnec