ベルリンのDorothée Nilsson Galleryでは、スウェーデンのアーティストデュオ、インカ&ニクラスによる個展「4K ULTRA HD」展が開催中。イメージを“実物通り”に映し出す高画質の液晶画面を指すタイトルのもと、彼らは、今日におけるランドスケープとは、“完璧なイメージ”によって構築されているという仮説から発展させた作品を展示している。例えば、インターネットで「夕日」と検索すると、夕日に加えて海やヤシの木が揃った写真がずらりと並ぶ。いつから夕日の風景画には海とヤシの木が必要になったのだろう?なぜ私たちは、何度も見たことがあるその構図に惹かれ、シャッターを切り続けるのだろう?インカ&ニクラスは、この単一化した自然の表象のあり方に問いを投げかける。
タイトル | 「4K ULTRA HD」 |
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会期 | ~2018年6月23日(土) |
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