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梶岡美穂がフランスで今年度のナダール賞受賞、日本人初の快挙!

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フランス

11 November 2019

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梶岡美穂がフランスで今年度のナダール賞受賞、日本人初の快挙! | so it goes © Miho Kajioka

so it goes © Miho Kajioka

ナダール賞は、年間を通してフランスで出版された写真集の中で最も優れた作品に贈られる。1955年に設立され、写真がまだ初期発達段階の頃に写真家として活躍したナダールの名前を用いて命名された。フランス国立図書館および、ニセフォール・ニエプス美術館がパートナシップを結び、フランス文化庁から助成されている賞である。今までウイリアム・クライン、サラ・ムーン、リチャード・アヴェドンなど多くの巨匠も選出されている。

ナダール賞候補の写真集

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今年はthe(M) éditionsから出版した梶岡美穂の「So it goes」が受賞した。60年以上の歴史の中で日本人が受賞は今回が初。受賞作品は、カート・ ヴォガネットの「スローターハウス5」という小説にインスピレーションを得て、作られたという。

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1973年生まれの梶岡美穂は、サンフランシスコ・アート・インスティチュートで絵画を学んだのち、写真作品の制作をはじめる。カナダで学業を終え、日本に戻った後は約10年間テレビ報道関係の仕事をしていた。2011年に起こった東日本大震災がきっかけで写真家としての活動に本腰を入れることを決意、福島の避難区域に残されたくじゃくをテーマに制作したシリーズ「And, where did the peacocks go?」で一躍有名になり、以来、ヨーロッパや北米などの多く展覧会に招かれ活動している。

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文=糟谷恭子