23 June 2021

写真家のプレイリスト
#7 横田大輔

23 June 2021

Share

写真家のプレイリスト#7 横田大輔 | 写真家のプレイリスト#7 横田大輔

毎日の生活に、またクリエイティビティに欠かせない音楽という存在。自分だけのプレイリストを気軽に作れるようになったいま、写真家たちはどんな音楽を聴いているのだろう? 第7回は昨年第45回「木村伊兵衛写真賞」を受賞した写真家・横田大輔。写真制作を実験のようにとらえ生み出された作品は、これまでに何十冊もの写真集となったりインスタレーションになったりするなど、さまざまな形のアウトプットで観る者を魅了してきた。写真にのめり込む前は、知り合いにミックステープを作ってあげていたほど、音楽が好きだったという。自分で作ったものを配ったことが原点となり、その後のZINEの制作につながっていった。そんな横田のプレイリストはポップでありながらも、ときどきメランコリックさを感じるものとなっている。横田の興味関心が垣間見える音楽を早速爆音で聴いてみよう。

写真・文=横田大輔

「'21 06 05」

「'21 06 05」

1. “Alright – Part Eight (Goodfellas)” 
 ボグダン・ラチンスキー

2. “ミラクル・ハイテンション
 ダイトミュージック

3. “THUNDER V RedBB” 
 ユニバーサルサウンドチーム

4. “Cool In the Pool
 ホルガー・シューカイ

5. “ヘリクツBOY
 戸川 純

6. “Cake And Eat It Too
 ナイス&スムース

7. “Thinkin Bout You”
 フランク・オーシャン

8. “さよならウィンナー”
 夏目花実、木村魚拓、沖ヒカル

9. “Ceremony
 ニュー・オーダー

10. “大爆発NO. 1”
 私立恵比寿中学

11. “Fortune
 メイヨ・トンプソン

12. “Hurt”
 ジョニー・キャッシュ

13. “Berliner Messe: Credo”
 アルヴォ・ペルト

14. “Eggshell
 μ-Ziq(ミュージック)

15. “Let It Be Me”
 ジェイムズ・ブラウン、リン・コリンズ

音楽っていいですよね、憧れます。叶うのならば来世は音楽に関わる人になれたらいいな、なんて事を少なからず思っています。

横田大輔 |Daisuke Yokota
1983年、埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。 2008年「キヤノン写真新世紀」佳作(大森克己選)、2010年 「第2回写真1_WALL 展」グランプリ、 2016年、Foam Paul Huf Award、第45回(2019年度)「木村伊兵衛写真賞」を受賞。これまでに『垂乳根』(Session Press、2015)や『VERTIGO』(Newfave、2014)など数多くの写真集を国内外で発表している。主な個展・グループ展に、Foam写真美術館「Matter」(2017)、「SHAPE OF LIGHT」(Tate Modern、2018)、「Photographs」(rin art association, 2021)など。

Share

Share

SNS